知人が危険ドラッグを使用して事故を起こした容疑で逮捕された

知人は明るく社交的で友人も多く、地味で引っ込み思案で話しベタな自分といつも比べてしまっては劣等感を感じていました。男の私が見ても惚れ惚れするような甘い顔立ちと長身で均整の取れたプロポーションの彼を女性達が放っておくはずも無く、いつも人がうらやむような美人の恋人を連れていたイメージがありました。

そんな彼が休日の人通りの多い道路で歩道に車ごと突っ込んでしまうという事故を起こし、それが大々的にニュースに取り上げられて驚きました。幸い彼にも同乗者にも大きな怪我は無く、通行人にも大きな怪我は無かったようなのですが、運転していた彼は危険ドラッグを使用していた容疑ですぐに逮捕されてしまったのです。

危険ドラッグを使用していたことが原因でありえない事故を起こしたニュースがよく報道されるようになっても、そんなもの一般人には全く無縁だと思っていたのですが、彼のようなごく身近な人間までが危険ドラッグに手を出している現実を突きつけられ、他人事ではないんだと背筋が凍るような気持ちがしました。

彼は独身で、両親がとにかく本人に会わせて欲しいと面会を申し出たけれど取り合ってもらえずに困っている事を知り、友人の弁護士を紹介したところ、ご両親は自分たちの今の状況や不安な気持ちを洗いざらい相談することが出来て、ほんの少しだけ気持ちが軽くなったようです。